年齢を重ねると、長年太陽光線の影響を受けていた素肌にはシミができるものです。とくに女性の場合、顔の皮膚の下には脂肪分が多いので、色素が沈着しやすいものとなります。40代以上の女性の多くが悩まれているでしょうが、現在では美容医学がとても進歩をしており、若いころのような美しい素肌を手に入れることも可能です。

数多くある美容施術になかでも、2000年に登場したピコレーザーはシミ取り治療の救世主とも呼ばれている施術です。簡単にピコレーザーの概要を説明すると、高度な医療用レーザーを用いた色素除去となるのが特徴のシミ取り治療です。

約200Hzの赤色光線を照射するのがポイントで、黒い箇所以外には一切反応はしません。計10回程度の処置回数で美肌へと導ける方法です。おもに美容皮膚科で実施をされており、とても高い人気を得ている治療です。患者にとって負担を強いるものでもなく、痛みが一切出ないという点が支持をされているところといえるでしょう。

以前はあえてレーザーで肌を赤くして細胞の活性化を流していたので、施術後はヤケドをしたような痛みを伴っていました。しかし、ピコレーザーはそういうこともなく、気軽に受けられます。

シミは小さなうちから消そう！

多くの方がシミは加齢性の問題で、シミをそのまま放置している方がいいと思われるでしょう。

ではここで、出来てしまったシミをそのまま放置するとどうなるのかについて、簡単に解説をしていきます。まず、シミができる原因は加齢だけではありません。太陽光線に含まれている紫外線によるものが大半で、メラニンというものが肌に作られるのが原因です。

日本人は基本的に肌が白いため、そのまま太陽光線を浴びていると日焼けをしやすいのがポイントです。この日焼けから素肌を守るために身体はメラニン組織の分泌を促しており、そのまま放置をすると顔や腕もシミになります。

結論から言えば、小さなときからシミ取り治療を積極的におこなわないと、皮下組織の奥深くまでメラニンが生まれるわけです。シミ取り治療の良いところは、低周波なレーザーを軽く照射するだけで除去ができるところにあります。

いまでは10回以下の少ないシミ取り治療程度でも、十分な効果を得られるようになりました。シミをそのまま放置するよりも、出来たときに徹底したケアを実施すれば、年齢を重ねても美しい素肌を維持し続けることが可能です。美容皮膚科などを頼ってケアをするようにすることです。