インティマウェーブは、さまざまな尿漏れの症状を治療できる医療機器です。骨盤底筋の衰えから発症する腹圧性尿失禁も、インティマウェーブで治療できます。インティマウェーブを使った腹圧性尿失禁の治療は、患者さんへの負担が軽いのが特徴です。

一般的な医療機器を使った治療でイメージするのは、裸になって寝そべったり身体にさまざまな器具を取り付けたり、痛みなどの苦痛を伴うものです。しかし体への負担が小さい医療機器なら、服を脱ぐ必要もなければ体に器具を取り付ける必要がありません。

尿漏れ改善

もちろん痛みなどの苦痛もなく、治療を受けていると意識することがないといっても過言ではないほどです。なぜそこまで負担が軽いのかというと、服を着たまま30分間座っているだけで腹圧性尿失禁の治療ができるからです。腹圧性尿失禁の原因である骨盤底筋を強化し、背筋と腹筋も同時に鍛えてくれます。

また仙骨神経と膀胱神経も刺激して神経機能も調整するため、切迫性尿失禁の治療も可能です。性別にかかわらず治療が可能なので、尿失禁でお悩みの方には最適な医療機器といえるでしょう。これからの尿失禁は、服を着たまま30分座っているだけで治療できます。

腹圧性尿失禁を改善するための訓練

正常な女性は、強い力がかかった時に骨盤底筋が膀胱と尿道を支えます。膀胱と尿道が骨盤底筋で支えることにより、尿道が閉まって尿漏れが起きません。しかし骨盤底筋が年齢とともに衰えると、膀胱と尿道をしっかり支えられません。

そのためちょっとしたときに尿漏れが起きて、これが腹圧性尿失禁といわれる症状です。腹圧性尿失禁の治療方法は、原因となっている骨盤底筋の強化でした。骨盤底筋訓練で強化することで、膀胱や尿道を支え尿漏れを防ぎます。

軽度の運動

軽度なら訓練をするだけで改善が期待できて、約7割には効果が出るという方法です。骨盤底筋訓練の方法は、仰向けに寝て足を少し開いて膝を立てます。膝の間はこぶし一つくらいの隙間をあけてリラックスし、肛門を締めて膣と尿道も10秒ぐらい締めます。

その後30秒ぐらいリラックスするのを10回ほど繰り返し、テンポを速めた同じ動作も10回繰り返します。これら1セットにして1日数回行うのが骨盤底筋訓練で、毎日続けると2ヵ月から3ヵ月程度で効果が現れますが、正しく行わないと効果がないどころか逆効果になるので注意が必要です。腹圧性尿失禁を改善するため骨盤底筋を鍛えるなら、医師の指示に従い行いましょう。

尿失禁の主な原因は骨盤底筋の衰えや脳から膀胱への命令が届きにくくなることで起こり、加齢やストレス、その他の疾病も因果関係がある場合もあります。

そんな中で登場したインティマウェーブ治療は、シートに30分程度座っているだけで尿失禁治療が実現できるこれまでに無かったメソッドを持つ最先端の技術です。従来型の尿失禁治療ではEMSによる刺激を与えたり、ストレッチやトレーニングで筋力を強化することを目指しましたが、アプローチできる範囲が限られており効果は限定的だったにも関わらず多くの時間を要していました。

骨盤底筋の衰え

その一方で新たに登場したインティマウェーブ治療では、シートの底面と背面から高強度テスラ磁気刺激システムにより骨盤底筋や腹筋、背筋に磁気刺激を与えて鍛えられ、仙骨神経や骨盤神経も正常化されます。

インティマウェーブ治療では微弱な振動を感じる程度で痛みも一切なく、1回あたり30分程度座るだけという気軽さと、週1回または2回のペースで約2ヶ月程度で大半の患者さんは尿失禁治療を完了できます。これにより日常生活を大幅に変えて無理をすることも無く、普段通りに過ごしながら辛い尿漏れの症状を改善した患者さんが増えています。

比較的手の届く範囲で治療が可能

ここ数年で普及しつつある新たな尿失禁治療であることから保険の適用にはならず、自費診療となることから費用が気になる方も少なくありません。

週1回あたり1万円で8回を1セットとして8万円が相場で、多くの方は1セット2ヶ月で治療が完了しますが、症状によっては週2回に増やしたり、さらに1セットを加えるケースもあります。大半のケースでは1セットで症状が改善、または完治し、治療は30分ほど座るだけで済み、辛いストレッチや
トレーニング、普段の生活の工夫をする必要もありません。

それだけの気軽さと他の分野の自費治療では数十万円を超えるケースと比較すれば、画期的な尿失禁治療が1回あたり1万円という金額は比較的リーズナブルと言えます。従来型のEMSとトレーニングを併用した尿失禁治療では、効果が限定的であるのに加えて多くの年月を要したことから考えても、比較的手の届く範囲で治療が可能です。

自分らしく生きる

何より医学的なエビデンスのある尿失禁治療で悩みを完全に解決できる可能性が極めて高いことから、それだけの自費診療だったとしてもチャレンジしてみる価値は大いにあります。最先端の尿失禁治療で平穏な日常を取り戻して、自分らしく生きる方が増えています。

急に尿意がしたり、我慢できなくなって尿が漏れてしまうような症状を切迫性尿失禁と呼びます。

切迫性尿失禁になると外出先や乗り物に乗っているときはとても困るので、出かけることにストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。切迫性尿失禁は、治療で良い改善が期待できますので、まずは泌尿器科などに相談してみましょう。

ライフスタイルの見直し

治療とはいえ、体に負担がかかる手術には抵抗を感じる人も少なくありません。治療にも色々な方法がありますが、薬による治療は特に効果的です。膀胱の壁は自律神経に支配されているといわれていますが、抗コリン薬は副交感神経を抑える働きがあります。

さらに、β3作動薬は交感神経を促進することで膀胱の壁である
平滑筋の緊張をほぐしてくれます。こうした薬は、尿排出生涯を伴わない過活動膀胱の改善に良いとされています。

薬は良い改善効果が期待できますが、このほかにもライフスタイルの見直しも検討したいところです。引水の調節や、少しずつ尿を我慢してためるようにする膀胱訓練なども取り入れてみましょう。

骨盤庭筋を鍛えることも切迫性尿失禁の改善に良いとされていますので、骨盤庭筋体操などが提案されることもあらいます。

薬による副作用も理解しておこう

切迫性尿失禁の地路湯には薬が役立ちますが、薬には良い効果だけではなく、副作用もあるので、
そのことも理解しておきたいところです。

まず、抗コリン薬は副交感神経を抑えることで膀胱の緊張緩め尿意をやわらげてくれます。安全な薬とされていますが、人によっては服用中に排尿がしづらくなることもあるといわれています。

このほかでは、口腔内の乾燥や便秘などの症状が出ることもあります。涙も減少するので、コンタクトレンズを使っている人は違和感がある場合もあります。

薬による副作用を理解

緑内障や心疾患がある人は利用制限が出ることもあるので、健康状態はきちんと医師に伝えておきましょう。β3作動薬は、交感神経のβ3受容体に選択的に働きます。服用により膀胱容量の増加や不随意収縮の減少をもたらしてくれます。抗コリン薬のような口腔内の渇きや便秘の症状が出ることも少なく使いやすい薬です。

いずれの薬を単体で使うよりも併用することも検討されています。尿失禁にも様々な少症状があり、それぞれ治療方法も変わってきます。切迫性尿失禁以外の症状である可能性もありますので、まずは泌尿器科で新s夏や検査を行い、それぞれに合う最適な治療方法を選んでいきましょう。

腹圧性尿失禁とは、腹圧が加わった際に起こる尿漏れです。例えば、咳・くしゃみ・運動時・重い荷物を持った時など、お腹が力に入った時に尿がもれてしまうのが特徴です。

女性の尿失禁で最も多く、週1回以上経験している女性は500万人以上いると言われています。重症になると歩いただけで尿が漏れるようになる恐れがあるので、心当たりがある場合は早めに対処することが大切です。

腹圧性尿失禁は、尿道を締める役割を担っている尿道括約筋など、骨盤底の筋肉の緩みから起こる
尿漏れです。骨盤底の筋肉が緩むと、膀胱の出口が下がるとともに、腹圧がかかった際に尿道が通常時よりも大きく動くようになるため、尿が漏れやすい状態となります。

腹圧性尿失禁について骨盤底の筋肉が緩む要因としては、出産・加齢・閉経後の女性ホルモンの
低下・肥満・便秘などが挙げられますが、男性よりも女性に多いのは出産に加えて膀胱から尿道までの距離が短いためです。

男性の場合は、前立腺の手術により尿道括約筋が傷つくことで引き起こされることもあります。また、腹圧性尿失禁は、急に尿意を感じてトイレに行こうとしても間に合わずに漏らしてしまう切迫性尿失禁を合併するケースもあります。

 

骨盤底筋を手軽に鍛えられるインティマウェーブ治療

腹圧性尿失禁は、重症になると手術によって尿道を吊り上げたり、コラーゲンを注入して尿道の筋肉を強化する必要があります。

一方で、比較的軽症であれば骨盤底筋を鍛えることで症状の改善を図ることが可能です。また、骨盤底筋のトレーニングは一人で取り組むことも可能ですが、トレーニングは正しく行わないと十分な効果は得られません。加えて、トレーニングによる腹圧性尿失禁の症状改善効果が現れるまでには2~3ヶ月ほどかかるので、根気強く取り組む必要がありますが、手軽に骨盤底筋を鍛えたいという方におすすめなのがインティマウェーブ治療です。

インティマウェーブ治療とは、着衣のまま座るだけで骨盤底筋を鍛えられる治療法です。この治療法では、磁気刺激を加えることで効率的に筋力を増強させることができます。

インティマウェーブ治療とは

磁気を用いることで、自発的なトレーニングや電気刺激では到達できない部位の筋肉まで刺激することができるのが特徴で、30分ほど座っているだけで骨盤底筋が鍛えられるので、手軽に腹圧性尿失禁の症状改善を図ることが可能です。

また、治療後に筋肉痛や倦怠感、生理不順などが現れることが
ありますが、いずれも一過性の症状となっており短期間で治まるため安心して治療に取り組むことができます。